Re:11colors

日曜午前中更新です。革靴、模型、日常。

模型三話

紳士靴四十七話という、伝説の本があります。

 

文フリで累計100冊くらい売った記憶のある革靴に関する本ですが、そこには「ネットオークションで買ってもらうために」という理由で様々な切り口で革靴の魅力を書いた文章が多く載っています。

それの、模型バージョンをなんとなく書きましたのでぜひ、お読みください。

 

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「程よい難易度」という言葉がぴったりのタミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ イギリス 7トン4輪装甲車 Mk.IV です。

「最初にチャレンジするもの」は是非作る人自身に決めて欲しいですが私がオススメするのはこれ。理由は程よく難しく、だからこそ失敗をさせない工夫を身体で感じることができるからです。

左右や前後を間違えさせないアイデアは眼を見張るものがありますし、工程は「履帯のない戦車」といった形で、それが難しすぎない組み味を生み出しています。

また、砲塔部分を車体に嵌め込み捻るという、今後もしミリタリーモデルを作るのであれば幾度も味わう感覚を体験できる点も見逃せません。

スコップなどの細かなパーツを付ける楽しさも味わえますし、これから模型を楽しもうという方が「人が生み出す情景」を味わうには、この身体を乗り出して双眼鏡を持った兵士は十分な芳醇さを持っています。後に戦車を組む可能性を与えてくれる良作です。

 

 

 

 

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戦車が生み出す情景が幅広いことを教えてくれる、タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.46 イギリス陸軍 クルセイダー Mk.III 対空戦車 です。オープントップの車両の持つワクワク感や想像を促す造形は一度作るとクセになる魅力ですが、その中でも4人の兵士がまるで角打ちでお酒でも飲んでいるかのような様子があるのがこのキットです。

 

4人の持つ関係性を立ち位置や姿勢で感じることができるのが最大の魅力ではありますが、単純な形の履帯は最初に組むには、パーツ同士の絡み合いも少なく、比較的作りやすく感じます。1/48の初期特有のダイキャストシャーシを取り入れたキットで瞬間接着剤などが必要になり、そこが好みが分かれるところではありますが、それを差し引いてもこの、兵士達が醸し出す雰囲気は十分な魅力なのでダイキャストシャーシが自身に合うかを判断するにはちょうど良いキットです。また、兵士と戦車の成型色が違う点も見どころで、これを良しとするかどうかなども、色を塗らずに楽しむ場合には今後のキット選びの指針になるとおもいます。

 

 

 

 

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車体、窓、ゴムタイヤと色分けが楽しいタミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.63 アメリカ陸軍 現用多用途装輪車 カーゴ キャリヤーです。

 

軍用車両の魅力はミリタリーモデルの中でも「もしかすると、身近かも?」という近いような遠いような地続きの親近感がそこにあることですが、このキットは殆どの要素が私たちの知っている車そのもの、そしてタイヤはゴム素材で表現されているのでかなり身近に感じるのではないでしょうか。実際に、部屋に置いても違和感の少ないキットの1つで、これが飾ってあることは「男の子っぽさ」が程よく出て良いと思います。

 

キット自体は色分けの良さはもちろんですが、クリアパーツも比較的貼りやすく感じます。クリアパーツが白化しない接着剤を使用して作成してみるには悪くないキット……な上に飾ってもアウトドアな様子などの力を借りて良さげに見えるという良作です。

また、車の構造自体を組み上げる楽しさも十分あるので、ここからカーモデルへの派生も視野に入りますので、一度組んでみると楽しいと思います。

 

 

 

続くと良いですね。