Re:11colors

毎週水曜更新(2021年9月現在)。革靴、模型、日常。

駅ナカで何もまとわない財布を購入した話。

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2022年ということで財布を新調したいと思っていた。思うところがあるというやつだ。

買い換える前に使っていたものは、所以がある上に、作家さんが手作りしたものであった。それを買い換えようとすると、財布が持つストーリーの強さみたいなのをひしひしと感じてしまうので、結構参っていた。

 

買い換える上で私が第一に気にしたのは、愛着や怨念といったものが財布に纏うことがないという点。具体的に書くと、買い替え可能な大量生産品で、革のように育つことのない素材で、さらに形が崩れにくいもの。以上の点からPORTERのナイロンの財布を手に入れたのだけど、接客中に「育つ」というワードが無かったのがよかった。迷彩柄なので一点一点柄が違い、革が育つことは違う形で唯一性が保たれているのも良かった。

 

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新しい財布は、コの字にジップが走り、使いやすさはオーソドックスなもので買い替えたばかり特有のたどたどしさはあるが、使いにくいということはない。独自の仕様としては背面にカードを一枚入れられるポケットがあり、この辺にキャッシュレスだの電子決済だのという今っぽさを感じる。脱落の心配はなさそうだけど、自分は定期入れは別に分けているので、普段使っていても無くすことで日常生活に支障がでないポイントカードを入れることにした。

 

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財布に使われる素材については色々あるが、この手のナイロンをはじめとするしっかりと打ち込まれた生地か、キップレザーやブライドルレザー、コードバンなどが良いように思う。オイルドレザーは一見温かみがあり一応の経年変化を見せるがある時期からはそれが止まってしまい、むしろ緑青がボタン周りに発生するのが気にならなくもない(この辺は好みなのでご自由に)。

 

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購入したお店はPORTER STANDという駅ナカのお店で、私が欲しいと思う「大量生産品で、それなりに質が良いものを、いつでも買える」という”お高めのインスタント感”と合致しているようにも感じたのでかなり良い買い物だった。

迷彩柄ということで、兵士のプラモデルを添えてみましたが、無塗装の方が脇役としてはバッチリですね。主従がはっきりするというか。

 

www.yoshidakaban.com

 

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