Re:11colors

毎週水曜更新(2021年9月現在)。革靴、模型、日常。

カーリングが始まる

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北京オリンピックカーリング女子に、日本代表として出場したロコソラーレが銀メダルを取った。観戦する側に世代があるというのも「王・長嶋世代」くらいなものかと思うが、私はトリノ世代である。

トリノ五輪では不振が続く日本の中では「予選は総当り戦」という競技の特性上、開催期間中ほぼ毎日試合をするカーリングは徐々に注目を集めて、代表として出場した小野寺さんがスキップ(最後にストーンを投げる、試合中に指示を出す人)のチーム青森は「カーリング娘」なんて呼ばれたりもした。

チーム青森バンクーバー五輪では目黒さんを中心としたチームに変わり大会に出場した。その2大会の「トリノ」「バンクーバー」を目黒さんと共に戦った本橋さんがロコソラーレを作り、平昌では銅メダルをとる。

 

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このあたりで既に小野寺さんから始まったカーリング女子の受け継がれる歴史みたいなのが相当ドラマチックなのだが、今大会で藤沢選手率いるロコソラーレは相当強かった。なにせ大会期間を通じてほとんどの試合を攻撃的なゲームコントロールで勝ち抜いていたのだから。

4年前もそうだったけど、ロコソラーレはかなり攻めるチームだと思う。それまでは割と「じわじわと試合を進めていって、なんとか勝つ」みたいな印象だった日本のカーリング女子だけど、ロコソラーレは違う。

これは平昌のときもそうだけど、とにかく相手に難しい選択を迫るシチュエーションを藤澤選手が作るのがうまくて、今回はさらに磨きがかかっている感じで、カナダ戦なんかを見ていても「カナダは日本ほど遠くまで試合全体を見ていないんじゃなないか」と思うほどだった。

 

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カナダは今年はジェニファー・ジョーンズという、それはもう天才的な選手が出場していた。彼女の得意な「自分が投げたストーンをハウスの外にあるストーンに当てて中心に入れる」というショットも見られたけど、そういう場面場面で打開するゲームプランというよりも10エンドまで見越してやっているっぽいのが藤澤選手であり、ロコソラーレだったと思う。

さて、3月には世界選手権があり、そこにはロコソラーレではなく、中部電力が出る。中部電力は藤澤選手がもともといたチームで、最近はチェックできていないけどロコソラーレよりも、もっと攻めるチームという印象だ。

というのも北澤選手というフォースの選手が好調のときは面白いくらいスーパーショットが決まって、これがとにかくすごい、そして「フォース」の名の通り4番目に投げる選手ではあるが、藤澤選手のようにスキップではない。

 

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中部電力はセカンドの中嶋選手がスキップの役割を果たし、北澤選手にはゲームを決定づけるショットに専念させるというチーム編成を組んでいる。最近はリザーブに回ることもある、石郷岡選手はリードとして素晴らしい選手なので個人的に大ファン。

カーリングは日本では、選抜制を取らずに一番強いチームが国際大会に出るので、言うなれば読売ジャイアンツ鹿島アントラーズがそのまま世界と戦うみたいな状況です。

チームを知ると一気に面白くなるのは上記の野球、サッカーと同じなので、今のところBSでしか見られないという状態ではあるが、私も今のマンションでどうすればBSが見られるのかを調べたいと思います。

 

今週のお題「冬のスポーツ」