Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

午後割のワンフェスをシャッタースピード優先で収める

 

雰囲気良く撮れるし、白黒でも良かったと思いながら撮影をし続けた。

シャッタースピード優先で街を撮る、みたいな記事をどこかで見たことがあって、今回のワンフェスはそれを試して見ることにした。家でストロボを焚いてプラモデルを撮影するときと、同じ速度である1/125にシャッタスピードは設定した。

 

シャッタスピード優先モードで撮影すると、絞りとISO感度がそれに合わせて可変することになる。オートフォーカスでパシパシ撮っていくのは「写真とはこうあるべき」みたいな感覚や誰かに言われた在り方を無視せざるを得なくなったりと、普段使うことが多い絞り優先モードとは随分と取り回しが違う。絵作りをじっくりするとか、被写体を綺麗に収めようとするなどのいつもの仕草が全部スキップされる。それに、シャッタースピードを優先にすることで被写体ブレもフィギュアなどの静物ならほとんどなくなるので、とても気軽に撮影できた。

 



 

毎回目につくディーラーさんというのも出てきて、探すわけでもなく会場をうろつくと「あ、この人」という人がいる。私に撮っては艦これの人がそれで、今回も写真を撮った。艦これわからないんだけど、この人のエモーショナルな塗りって時間がない中でどうやって色をつければよく見えるのかを即興的に考えている雰囲気があってとてもいいと思う。時間をかけてじっくりと同じくらい時間をかけずに塗る面白さはあると思う。

 

 

ワンフェスは午後割で入場したけど、会場内には結構人が多くてずいぶん活気があるなと思った。疲れ切った人というのもあまり見かけず元気なイベントという感じ。目当ては8サークルでそのうち3サークルは欲しいものが売り切れだったが、じゃあ早く行けば買えるのかというとそうでもない部分がある。

 

理由は簡単で「ある製品に対してどれくらい欲しい人がいるのか」だけではなく「その製品をどれだけ用意してくれているのか」があるからだ。なので買えなかったり買えたりしたときに製作者さんに「いつもありがとうございます」だとか「再販お願いします!」みたいな話をし続けて通うのがいい気がする。

 

 

購入した中では穴熊舎ムジナさんの動物の針山は最高の品だった。「針山がこうもかわいらしいものになるのか」という気持ちと、植木鉢や壺といった昔から存在する入れ物がことごとく動物を織り交ぜた何かになっているような可笑しさがあって、なんとも愛くるしい感じがしたからだ。親子で揃ったのでとても満足。また次も手に入れたいです。

 

今日の物販