Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

3月に作ったという理由だけで集められた模型たち

 

 



 

忙しさにも種類があるそうで、初旬は考えることばかりだったので帰宅するとゴロゴロしてしまうことが多かった。それ以降の実行に移すフェーズになると、なぜ仕事のために体力を消費しているのかと馬鹿らしくなり、俺の体力を返せと言わんばかりに模型製作に取り組んだ感じがある。

 

「忙しくてしばらくネクロムンダを遊べない」といつも遊んでくれる方に連絡すると「しばらくストアへ来られないのであれば編成を考えていただいて、次会うときは1250pt編成で遊びましょう!」と返事をくれた。こういった形で、取り組む理由を与えてくれたのがとても嬉しくて、そのままに両手にナイフを持ったギャングを作ったのが3月最初の完成品だった。

 

 

それと、海洋堂のグローサーフントを時間を見て3体すべて完成させることができた。箱の中にプラスチックの色が違うとはいえ同じものが3つも入っているプラモデルなので「絶対に全部は作らないだろう」と思っていたが、どれも組み立てと塗装を終了することができた。これは、説明書の出来の良さに尽きる。あとは、ハセガワの1/20スケールのものよりもパーツ点数が抑えられているところも良いところだと思う。

 

マシーネンクリーガーのプラモデルは、元々はいろいろなプラモデルのパーツを組み合わせて作られたものなので、素直に再現すると切ったり貼ったりして組み合わせる工程をなぞることになる。そこを追体験的な設計ではなく、プラモデルっぽいパーツ分けをしているところが好きだ。

 

 

今月最も面白かったのはマイクロエース オーナーズクラブ 1/32 パブリカだ。このシリーズはパーツの形を整えたり、接着しづらいものをなんとか取り付けたりと大変なところがある。それは昔のプラモデルだから仕方がないのだけど、手で粘土をこねるような感じが最後まで続くのがしんどいときがあった。最後まで続く理由は窓枠で、筆で塗るのときにはすっかりそういうアナログ的なプラモデル製作に疲れ切っていたり飽きているなんてこともある。

 

それを「ボディを全部シルバーに塗れば窓枠の塗装は最後にならないぞ!」と気づいたときの楽しさといったらない。オーナーズクラブは確かに古いプラモデルだが、作り方はいつだって新しくなる可能性を秘めているのだ。そして、それを思いつくのは自分たちの特権なんだなというワクワク感が最高だった。

 

 

3月は年度末ということもあり模型に触れる時間が少なかったし、来期はだいぶ面倒なことになりそうなので、果たしてどうなることやら。という感じですが、とりあえず今はネクロムンダのVansaarギャングの1000pt編成を作りたいです。来月の完成品にはずらっと並ぶと気分がいいだろうな。

 

今週の物販