Re:11colors

毎週水曜更新(2021年9月現在)。革靴、模型、日常。

wnwのある生活

Wingnut Wingsが部屋にある。

箱を開ける。やっぱりWingnut Wingsが部屋にあるようだ。ソッピースキャメルという名前の複葉機らしいがそれよりもWingnut Wingsが部屋にあるという認識の方が強い。噂の通りに説明書はフルカラー。少しトリッキーな箇所や英語の説明がわからない、というか理解しようとしない自分がいたりするわけだが、それにしてもやはり私の部屋にはそれがあるわけである。

 

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思わぬ形で二機セットのうちの一つを譲っていただいたそれは、まるで自分が模型の中で飛行機が一番好きだと錯覚するくらいの雰囲気を持っている。持っている、というのが正しいのか「これはすごいものらしい」と知識だけを先に得てしまったからなのかはわからない。

 

「知識を得てしまった」というような話で言えば私はまだ「Wingnut Wingsを作ってはいない」。これがあと何週間かすると、手をつけはじめなんらかの成果が出る。今は、そうなる前の、後で振り返れば貴重な時間だと思う。今はまだ箱を開けて眺めるだけ。なんていう初々しさをそのままにするのはもったいないのと、上手く作れる気がしないから本も手に入れてみた(これもなんだか初々しくもあり、Wingnut Wingsの良さに自分の気持ちが高まっている様子が素直な行動に出ている気がする)。

 

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本を読んで、買ってよかったなと思ったりする。作る前にじっくり楽しむこの感じ。いつもは箱を開けて思いのままに作るが、そうではない感じ。良さと、譲ってもらったからという2つの気持ちの交差点。

 

今週末から作ろうか、それとも、張り線などを揃えてから作ろうか。考えている時間は、めちゃくちゃ楽しい。この楽しさの欠片を、少しだけ齧るように週末に1/72の飛行機を作るのも楽しいだろうと、夜に手頃なものを探しては「やっぱりWingnut Wingsに手をつけよう」と思い直して、寝る。そして次の夜も、探す。

 

何にしたって、良いものが部屋にあり、初めてのそれに手をつけていない状態は貴重だ。今はどんな風に仕上げるかというよりも、いつ作ろうかと悩むだけで楽しい。