始めるときに見ておいてよかったものはgoonhammerというサイトのネクロムンダに関する記事。ギャングの名前で検索すると、それぞれの解説とおすすめ編成が載っている記事が見つかります。英語で書いてありますが日本語に翻訳すると大体わかります。一部ゲーム用語を翻訳しきれない部分があるので、英語と日本語で別タブで開いて、行ったり来たりしながら読むと良いと思います。fighter(自分たちが使うコマのこと)が戦闘機と日本語訳されるとかは代表的な例かな。
公式サイトにはつい最近までは各ギャングの解説が書いてあったんですけど、リニューアルに伴い消えちゃいました。残念。復活してくれ。
ウォーハンマーにはネクロムンダというジャンルのゲームがあって、今紹介したサイトはそれに関係するもの。僕はネクロムンダしかプレイしていないです。理由はゲームに使うミニチュアが少ないので持ち運びが楽なのと、ゲーム性が複雑だから。ミニチュアが少ないと部屋に置いてもそこまでスペースは取らないです。
それと、一つのチームを完成させるにあたってギリギリでいける(であろう)ミニチュアの数だったというのもあります。プラモデルは塗るんですが、それと違って複数体でひとまとまりなので使う脳や筋肉が違うんでしょうね。編成の都合で10体にはならないだろう人数を組み立てて塗ります。もし、これよりも多いと飽きるか飽きからくるミスで完成までたどり着かなそうだという感じはありました。
ゲーム性が複雑とはいうものの、僕みたいにネクロムンダだけやる場合は複雑じゃないと思います。なにせ他のタイトルをやろうが、どれも等しくわからないのは変わりないので。ここでいう複雑というのは、処理が多いというイメージがあっているのかな……。射撃するにしても、弾切れを起こしたり、当たったにしても防げたり、防げなくても当たりどころが悪くなく、ダメージが与えらないとか。射撃という行為に対して”実際に何が起こるのか”を細かく分解して、それに都度都度サイコロによる判定が入る感じ。そういう細かなステップがあるゲームです。
少ないミニチュアで、処理が多いということはミニチュア一つ一つに重みがあるということかもしれないです。例えば少ないミニチュアで処理が少なければ、簡単に遊べるはずです。
なので、そういうゲームが入門編としてあるのかもしれないです(ネクロムンダしかやったことないのでわからない)。それはそれで楽しいと思いますが、ウォーハンマー の面白さの中の一部しか味わえない気がしたりとか、「簡単に楽しめる」と「難しいけど楽しい」があるはずみたいなことをやる前は考えてました。どっちも楽しいけどジャンルが違うというか。この辺はネクロムンダ以外のことはよくわからないので、これ以上話すのはやめておきます。
ネクロムンダの最大の障壁に見えるものは「ルールブックが英語である」という点です。この要素をすっ飛ばすためには識者に聞いて日本語で教えてもらう(=SNSで教えてくれーとか言いながら文章のやり取りをする)のが一番早いです。ただ「せっかく英語なんだから」とそれを面白がる楽しみ方もあります。私はミニチュアゲームをやったことがないので、わからないゲームをわからない言語でやる。すなわち
”わからない×ゲーム+わからない×言語”
を
”わからない(ゲーム+言語)”
である
と捉えたので「英語でもいいか」と考えました。ただ、ゲームの進行方法に関してはストアの店員さんや、私が心の中でセンセイと呼んでいる方から手取り足取り教わって、帰宅してはルールの整理をしたり、わからない部分はセンセイに聞いたりしました。そうやって自分でゲームの構造を咀嚼する時間も楽しみの一つだなと思えてとても楽しい時間を過ごせました。
特に、本格的に始めるにあたってルールブックを購入したときのことは忘れられません。全編英語で書かれた本は何が書いてあるかはわかりません。ただ何を言いたいのかはわかるのです。「あ、これは武器についての説明だな」とかそういうことが大体わかる。この辺は本当に言語化しにくい感覚でしたが、今までに体験したことがない出来事で一生忘れないと思います。その分、ゲームの理解は遅くなったので、早く対戦したいという場合はこんなことはしなくていいと思います。「対戦するゲームなので、早く対戦できた方が楽しい」というのは間違いない一つの正解です。
何が書いてあるかわからないけど、言いたいことはわかるという不可思議な体験をした後の翻訳サービスを使って、自分の使うギャングに関係するルールを日本語に直しながらセンセイと連絡を取って整合性を取って行く作業は本当に楽しかった。新しいギャングをやるたびにこの時間があると思うと、最高です。
↑めっちゃよく読んで、そこから各ギャングのリンクへ飛びまくったページ
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