Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

思ったことについて

認識した車のプラモデルを作った話

おそらく、人生で初めて「あ、これがこの車か!」と認識する機会がありました。 それは帰り道の駐車場に止まっていたスズキのジムニー(もう、〇〇の△△と言っている時点で私にとっては奇跡のようなもの)。 これは自分の記憶をたどる限り、風呂に浸かりなが…

知っているようで知らないかっこいい車を作る

タミヤのミリタリーミニチュアの記事です

タミヤのミリタリーミニチュアの兵士と遊ぶ

兵士セットってなんのためにあるのでしょう。 なんのためにって随分な言い方ですけど、戦車だ車両だと作っていると「次は何を作ろうかな」と思うときには中々選択肢に入って来なくて。 「兵士セットねー。なんか違うんだよなぁ」 なんて思うことがしばしば。…

1/48のキューベルワーゲンで取り返す失敗

趣味の良いところって失敗しても自分で取り返せるところだなって思いました。 仕事で失敗すると「現場の失敗は現場で取り返せ」的な話になっても実際のところは、同じ現場なんて無いし、同じような失敗されたら困るのでフォロー体制が生まれたりするのか、あ…

プラモデルを作る前に読むと良いかもしれない、プラモデルに全然関係のない本

プラモデルを作る前に読むと良いかもしれない本の話です。

日本海軍 コマツ G40 ブルドーザーで認識する形の由来と大局観

何か専門職についてる方ってどれだけいるのでしょう。 そういう特定の分野についてると「ここはこうあるべき」「こうの方が良い」って気づくことってかなりあると思います。 私の場合は前職から「誌面のレイアウト」がそれにあたったり、狂ったように靴を買…

タミヤ1/35のソミュアS35と視野の話

皆さんは、視野についてしっかりと自分で意識したことはありますか。 私は今年になって1m近いパネルをカッターで切るときに、自分の視野の限界に気が付きました。床にボードを置いて、定規を当ててカッターできるのだけども、まず定規がズレないように膝で抑…

第27回 #文学フリマ東京 出店レポート 

いつものブース。今回は文字だけポスターと表紙ポスターを復活させたけどこっちのが足止め率高し 第27回文学フリマ東京に出展してきました。 今回は当日、起きたらiPhoneが充電されておらず、部屋中の充電ケーブルを挿しても全く充電しないという緊急事態か…

生活と革靴 2を入稿しました。

文学フリマ東京に出品する「生活と革靴 2」 を入稿しました。 内容は毎回恒例の「革靴関連の本」。 絵も文章もレイアウトも装幀も私というオール私の一冊。 「紳士靴シリーズ」ということで何冊か出していましたが、いわゆるビジネス・ドレス然としたもの以…

引っ越しという名のエクソダス。そしてそこで得たものは。

とうとう今住んでいる部屋から引っ越すことになった。 この部屋は、狭いし、自分は物が多いからもっと狭いし、でも駅から近いし風呂トイレ別だし、まぁいい物件だったと思う。 もう8年くらい住んだわけだけど、一人暮らしは精神を病むととてもしんどい。 た…

CITIZENの100周年記念モデルは今買わないと、同じレベルのは来世まで買えない。

100周年てすごいですよね。100周年。 今年はBrooks Brothersが200周年、タミヤのミリタリーミニチュアが50周年と、どういうわけか興味があるもののアニバーサリーイヤーが続きます。 そんな中でCITIZENが100周年記念モデルを出しています。 citizen.jp 第1弾…

タミヤのミリタリーミニチュアで完璧な段取りと踊ろう

タミヤのミリタリーミニチュアを作った話です。

色を塗りだすととたんに難易度が様々な面で上がる話

前回、接着剤で貼り合わせて組み立てることを覚えてから、色が猛烈に塗りたくなって「タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション No.50 ドイツ空軍 メッサーシュミット Bf109E-3」とそれに必要そうな塗料をめんどくさくない範囲で買って塗装して完成まで持ってい…

スケールアヴィエーションと俺と靴

私は元々の仕事のせいもあって「良いレイアウトの誌面」というものを見つけると少し感動してしまう。何をもって「良い」とするのかを説明するのは難しいが、一時期、好きなジャンルの雑誌があまり良くないレイアウトになってしまいそれが非常に残念だった。 …

逆戻りさせたくないインハウスデザイナー

自分の今の職業は多分、社会的には「インハウスデザイナー」って名前になっていて、「物を作れる」というのはなかなか重い呪いだなと思う。 作れる人が一人しかいなかったらやっぱりそうなってしまうし、作れることが明らかになったらそれはそうなる。それく…

靴の絵の描き方について

今日は靴の絵の描き方について書いてみようと思います。 私が描くときはあんまり「中に足が入るから、足のことを考えて描く」ということは意識しません。理由は私がすでに革靴をたくさん持っているからというのもありますが、「実際にそれを考えていればOK」…

中山製靴3ヶ月

タイトルの通りで3ヶ月ほど履いているけど特に記録を残していなかったので、書こうと思う。 「本当は」って言って良いのかわからないが、本当は登山靴なので街履きにしようというのも中々悪い話だ。そんなことを言うと多くの靴がそれぞれのルーツを持つので…

5月の絵の練習

室井康雄氏の動画を見て上手くなったという話です。

Gジャンの季節

今日は暖かくて、もう少しでGジャンの季節だなと思ったりした。 3年くらい前だと思うが、部署を移動したらジーンズはダメだと言われたら途端に「デニム禁断症状」みたいなものが起きたのでとりあえず手頃なものを買おうという形でアメ横のLevi'sショップで手…

Good aging コンビシューズ

なんでもないようなルックスで、いわゆるビジネスシューズ然としていないものを「道具としての靴」という分け方をするのはなんか違う気がするし「道具として」なんてフレーズを使うほどに、道具を使う機会があるのか?と思うとそうでもないのでその辺が難し…

春とチロリアン

中山製靴のチロリアンシューズが馴染んできた。 今日は朝から天候が怪しく、さらにどうなるか見通しの立たない天気。 暑いのか寒いのか、晴れるのか雨なのか。全くわからない。 そういうときにこそ履こうと思っていたのがここのチロリアンシューズだ。 雨に…

僕にとって平昌五輪カーリング女子はこんな感じだった。

カーリングの話

This is チロリアンシューズ。中山製靴のチロリアンシューズ

中山製靴でチロリアンシューズを作りました。

絵を描き続けることで〜デッサンの55の秘訣〜

デッサンの55の秘訣。第二章を読んで絵を描いていて気づいた話です。

Get the gloveall。イギリスから日本に。

gloverallのダッフルコートを本国のサイトで購入してみた話です。

J.M.WESTON 180、半年

半年前にオーダーしたJ.M.WESTON180だが、今の気持ちはどうだろうか。 絶妙な中間色の発色が美しい、砂漠の様なスエードのローファー。 J.M.WESTONは革の種類も多いので色々と悩むところだが一目惚れしたのはこの点だ。スエードのカラーバリエーションが多く…

絵はどうしたらうまくなるのか

これはもう統一された答えのないものなのだと思う。 ただ「こうしたら、上手くなりました」という話がネット上を漂うし、あとは"かんたんにかけるコツ"みたいなのを取り入れてみて一瞬上手くなった気がする、たったそれだけというか。そんなことないんだけど…

「山と渓谷」と文芸同人誌制作のレイアウト

私は以前、小さなデザイン事務所にいて数年間レイアウトを主に携わっていたのだけれども ・扱うものが堅い ・事務所内で「OK」とされるデザインが割りと古式ゆかしいものだった ・提供される素材があまりカッコの良いものがなかった という状態で、なかなか…

「足りない絵」がうまくなりたい。

足りない絵というのは私が果たせる役目の中で「絵」だけが足りないことを指す。 完成度の高い情報表現をきちんと作ろうと思ったら、その3人が必要だということは、その3人がいればできるということでもあります。 デザインの仕事/寄藤文平 185ページより デ…

日常とオーダーシューズいろいろ

今年はあまり靴を買わないようにしている。 既製品を買うのも飽きた、とカッコつけたようなことを口に出してみたい気分だとふと思ったけど多分幾らかはそれは本当だと思う。 もう少し正確にいうと飽きたというか、欲しいものが売っていない。なんて言い方が…