なんか特にすることなくてブログ書きたいなって日、ありますよね。私はかれこれ10年以上ブログを書いているのでもちろんあります。
最近は腕時計が欲しくていろいろ調べていますが、一つ気づいたことがあります。
それは、高級時計を買い始めるのが遅かったということです。今、私32歳で26日に33歳になるんですけど10万くらいの時計って頑張ると買えます。では25歳の頃は?というと、買えるんですよね。18歳の頃は……うーん無理かな。
25歳の頃に買った10万円の時計が33歳になってくたびれてるのってかっこいいんですよね。33歳で10万円の時計買うのって良し悪しはまぁいろいろあると思いますが、若い頃に買ったほうがかっこいいなって感じがします。じゃあ、ってこの歳で同じことやろうってちょっと高い時計を探すと今度はメガネに適うものって、月給を軽く超えるんですよね。二ヶ月分とかそういう話になってきてもう無理。ってなる。
これは人生の罠です。初見殺し。
なんでかっていうと歳もとっていろいろと良いものを見たり知ったりするからだと思うんです。その良いものへの憧れの反対側に「道具として良い」というワードがあります。これも厄介ですね。この納得ってさせられやすいんですけど、個人的にはやっぱりしにくい。ここまで買いたのでブランドとかあげても良いかなって思うんですけど、ROLEXを試着するとやっぱり良い。そしてこれが質実剛健なんですよね。道具として良い。抜群に良いと思います。そうすると他の「道具として良い」ものって何なんだろうってなります。
あとは最近ちょっと友達と話して、印象的だったのが「それ、オーバーホールして使うか?」という話です。私はアンティークウォッチが好きなのでそれらはオーバーホールして使っていますが、この言葉が頭から離れません。8万円くらいの時計をこの前「買うぞ!」って思って見たのですが、友達の言葉がよぎって買えませんでした。難しいですよね。「俺はこれで良い」って納得できないんです。
どうやら本当に欲しいのはそれじゃないみたいなんですよね。あとは、さっき「月給二ヶ月分は無理」みたいな話をしましたが、そうでもないような気がしてきちゃったりして「いらないわ」ってなるんです。他にも理由は僕の手首が細いのでフェイスが大きいと微妙だなとかそういう話もよぎるんですが、やっぱり納得ができない。
ただ、今、一つだけ目星がついている時計があって、それはハミルトンカーキフィールドの38mm、機械式、ステンレスブレスのやつなんですけど、これはかなり買いそうな予感がします。小さめなケースが良かったのと、あとは汎用ムーブメントの時計が欲しいというテーマもあったので週末の試着が楽しみです。広く愛されているものを買う感覚っていうか。
この辺の判断って結局は自意識と他人が何をどうつけているのかのものすごい葛藤の中で結果が出るものだと思うのですが、今はこんな感じ。
ただですね、先週試着したシチズンのヨットタイマー。
これはめちゃくちゃ良かった。かっこいいなって思いました。ヨット用の時計ってロマンがありますよね。ついつい道具的な観点からミリタリーウォッチを肯定しがちですが、それと対極にある爽やかさと水しぶきまみれながら操縦する男のかっこよさとか、開放感は捨て難いと思います。
ハミルトンがしっくりこない可能性がかなりあるのはこいつのせいです。
どっちかを週末に買えたらとても良いなと思っています。
今週の物販
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- メディア: 時計