Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

バラと、バケツ一杯のドラマ 1/35 ハノマークD型 シュッツェンパンツァー

バケツが余ってました。最初は荷台につもうかなと思ったのですが突如、銃を持たせるのが嫌になり、バケツを持たせたのです。 ミリタリー系の模型を作っているときに指す嫌気は、大抵こういうもので突然、戦の様子を作っていることにうんざりするという現象が…

組み立てとデカール

駄菓子屋で模型が売っていた時代があったと聞く。 残念ながら俺はそれを知らないが、もしそれが本当だったら、模型をただ切って貼って、デカールを貼るという遊びは割と普通だと思う。普通というか、普通以上にありふれていたのではないかと思う。 その完成…

Diving & watch 6500

私たち世代の「読ませる本」というと森見登美彦の夜は短し歩けよ乙女かなー、なんて勝手に思っています。そこから四畳半神話大系とか太陽の塔とかそういうのを読んで京都に思いを馳せる、と。 その中に樋口さんっておっさんが出てくるんですけど海底2万海里…

ミニチュアとしての模型

こんな時期なので外に出られず、というわけで妻がどうぶつの森をやっているが、手に入る家具がどれもかわいい。映写機は回るし、かき氷も回る。コーヒーミルも回るし、扇風機は首を振りながら回る。石窯は蓋が開いて中は炎が燃え盛っていてピザが置かれてい…

水槽の魚、踊る闘魚

革靴にはまったときから今まで、下駄箱が水槽に見える。 というか実のところ、部屋も水槽に見える。五十嵐大介のリトルフォレストだったかな。部屋中が水に満たされるイメージが描かれたシーンがあって、多分それが頭に強く残っているのだと思う。 我が家は…

見たい姿は見えているか ハセガワ1/48 ドラケン

スケールが大きい航空機はプラを思いっきり薄くできるみたいで、それは翼なんかを触っているとよく分かる。ピターッと薄い板になっていて端に行けば行くほどスーッとキレが増していく。 この厚さのコントラストが生み出すバウンス感はモチーフのシェイプをよ…

横切る風 自分の文章が初めて雑誌に載った話

友達がWEBでファッションライターやったり、漫画を描いてそれが書籍になったりしてて、とてもうらやましかった。 どうすればそうなれるのかはわからないし、自分はそういう意味だとニッチジャンルを愛でがちというか、狭い感じというか、自分が当ててる照明…

この名門さ。ハセガワ1/48とやり合いたい

ハセガワの1/48の航空機。 魅力的なパッケージアートと箱の大きさに惚れる。大人になった俺ですら、ワクワクする。「こんなの作れないよー」と思う自分も少しいるけど。子供の頃ならお父さんに無邪気にねだって、買ってもらったと思う。 飛行機なんかは、そ…

ハセガワの飛行機

箱を開けるじゃないですか。 そうするとボックスアートと関係ないデカールが結構なボリュームで入っている。しかも、かっこよかったりするから困る。 A帯B帯……と続くハセガワの飛行機の好きなところはこれ。 特にジェット機はあのハセガワグレーの成形色のま…

板前と出刃包丁、ライターとキーボード

俺とマイクは板前と出刃包丁 3 on Tree (三銃Sh*t) NITRO MICROPHONE UNDERGROUND ハセガワのミラージュF.1Cを作った。 もっといいことが書きたいなと思っていたけど、それよりも書きたいことが生まれたので書くとする。 今、模型は魔法の世界に近いと思う。…

変態技術の反対側にいるテーブルの俺

「変態技術」流行ってますね。変態的な技術。素晴らしいものをその様に評します。 バンダイの模型なんかはそう言われるみたいです。 日本のラッパーって銃とか薬物の話するじゃないですか、一昔前の話ですけど、たぶん今もそう思う人いると思います。日本は…

模型と時計

模型をきっかけに飛行機に興味がわいて、そこから私の中で着ける意味のある時計が増えた。数年前のメインはヴィンテージウォッチと呼ばれる類のもので小ぶりながらも風防のカットやケースの装飾が美しく、目を細めるような魅力があるもの。最近はパイロット…

室内趣味「模型」の今

高校の体育でサッカーやったんですけど、そのときに先生が「C組の○○はサッカー部なのに一番後ろから指示を出してみんなを動かす。他のサッカー部は自分のポジションをやりながらボールを持ちたがるが、あれは大したもんだ」という話をしていたことがあってい…